先日カフェでぼんやり外を眺めてたら。
目の前で道路工事やっててさ。
「21歳の頃、自分もこの仕事したな〜」って懐かしくなった。
ハタチ前後の頃はとにかく色んなバイトをしまくってて、そのうちの1つが工事現場での交通量整理。
ヘルメットを被り
安全ベストを羽織り
誘導灯片手に突っ立って
交通整理をする1日👷
退屈で単調で、やっと1日が終わっても、また次の日には・・・
これの繰り返し。
職業に貴賎なしなんて綺麗事だなと思った。
どんな仕事でも世の中に必要だから存在してるはずだけど、それを自分がやりたいと思うか思わないかは全く別の話だよね。
「右側通行にご協力お願いしま〜す」
「車がきま〜す」なんて言いながら1日中突っ立ってる仕事が楽しいわけはなく。
気の持ちようとか動機付けとか、よく自己啓発書なんかに書いてあるけれど、無理なものは無理だった😅
朝から夕方まで突っ立って
日給8,000円と交通費500円だったかな🤔
休憩中、この仕事を本業にしてらっしゃる方々の会話が聞こえてきたことがあって。
「風邪で2日間休んじまったから今週金がキツい」とか何とか仰ってたな。
会社員であれば、余程のブラック企業でない限り、風邪を拗らせて少し休んだからといって月給減額なんてことはないよね。
長く続けたところで身につくスキルも特に無いだろうし。
長年道路に立ち続けることで気付きを得て、それを活かしてビジネスを。。。なんてことも無くは無いかもしれないけれど。
基本的には10年続けようが20年続けようが、何も変わらないかと。
ボロクソに書いたけど、この仕事には感謝してる。
今以上にしょうもなく何もできなかった自分を日給8,000円で雇い使って下さったのだから。
それに、自分がやりたくない事を気付かせてくれた。
何がやりたいかはこの時も今も明確には分かってないけれど、取り敢えずやりたくない事ははっきりとした。
将来的に「やりたくない事をやらなくて済むにはどうしたら良いか?」を考えた結果、大学は中途半端に投げ出さないでちゃんと卒業しようと思い直すことができた。
そんなことを思い出した、先日のカフェタイムでした🙂