「本当は教えたくない」という常套句が嫌いだ。
なら教えなければいいじゃん。
口コミサイトにもSNSにも投稿などせず、どうぞ私だけのお気に入り穴場カフェにしておいて頂ければと。
本当は教えたくない穴場カフェを知ってる私をアピールしたいの?
本当は教えたくないけど教えてあげるねみたいな感じが恩着せがましくて気に入らない。
そして、影響力のない人に限ってこのフレーズを多用していたりする。
別にあなたが情報発信したところで大して広まりなんかしないですよ。
あなたが情報発信したことによってたちまち人気店となって、並ばなきゃ入れなくなっちゃったなんてことにはならないのでどうぞご安心を。
元々個人でやられているカフェや喫茶店はコロナ禍がどうこう以前にあまり儲からない業態だ。
お金を稼ぐのが主目的ならサラリーマンやってたほうが余程良いことが大半。
「脱サラしてカフェ開いたら手取りも自由時間も増えて最高〜😆」なんてことは一部の人気爆発店を除いてほぼ無い。
好きだったおひとりさま専門喫茶店結構人ミルクホールの店主さんが閉店後に執筆された本に“個人のカフェや喫茶店で手取り月20万だったら大成功”的なことが書かれていた。
サラリーマンであればおおよそ月収25万で税金等引かれて手取り20万くらいになり、高級取りでも何でもない金額である。
けど、個人のカフェではこの手取り20万を確保するのがなかなか大変。
そんな厳しい中でご自分の世界観を追求して日々カフェを切り盛りしている店主さんを応援させて頂きたい。
モチベーションがなくなってとか何かしら理由があっての閉店であれば仕方ないけど、経営的な理由での閉店は悲しすぎる。
本当は教えたくないなんて言ってる場合ではなく、良い個人カフェはどんどん広めていきたい🙂